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エンジニアのためのWifi最適解

エンジニアのためのWifi最適解
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こんにちはナオツです。

今回は、エンジニアにとっての生命線である 「ネットワーク通信」 についての話です。

僕は エンジニアならフルリモートで仕事すべき ということを推奨しています。

フルリモートを推奨する理由と案件受注の極意について

エンジニアがフルリモートで働くには、インターネット環境を用意しないと始まりません。

光回線やポケットWifiに契約してネットワーク環境環境を構築する必要があります。

ちなみに基本的には カフェなどのセキュリティの低いフリーWifiで仕事するのはNG です。

フリーWifiは不特定多数の人間が接続できることもあり、セキュリティがガバガバです。

ちょっとネットワークの知識がある人であれば、ネットワークのトラフィックを拾ってあなたの端末から送受信される情報を搾取することは容易なことです。

にもかかわらず、フリーWifiで仕事している方も多くいらっしゃるみたいです。(良い子はマネしないように!^^;)

個別に光回線やポケットWifiのサービス業者と契約してセキュリティを確保するのは、エンジニアとして最低限の心構え です。

仮にフリーWifiで仕事して企業の情報漏洩に繋がれば、契約を解除されるだけでなく最悪訴訟問題にも発展しかねません。

とはいえ、個別でWifiに契約するとなると当然 無視できないコスト がかかります。

そこで今回の記事では、Wifiを契約するにあたり、注意すべき点や格安のサービスを紹介できればと思います。

インターネットが繋がるか絶対チェック

さて、エンジニアにとって仕事する場所がネットにつながるかどうか、というのは最重要課題です。

エンジニアが仕事する上で最低限必要なのは2つです。

  • PC
  • インターネット環境

当然ですがインターネット環境がないと、エンジニアは仕事ができません。

インターネット環境の構築には2種類のアプローチがあります。

  • 家に光回線を引く
  • ポケットWifiを契約して持ち歩く

どちらの方法でもセキュアにインターネット接続できますが、それぞれ得手不得手があります。

光回線とポケットWifiの特徴と、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

家でがっつり仕事するなら光回線

仕事の内容にもよりますが、場合によっては大きなファイルをダウンロードしたり、ビデオ会議が多いこともあります。

そういう場合には、不自由なく仕事するため 自宅に光回線を導入するのが安心 かと思います。

光回線を導入しておけば、かなりヘビーな仕事も自宅で完結できるようになります。

その理由について、光回線を導入するメリットとともにご紹介します。

光回線のメリット

光回線のメリット1:通信速度が早い

1つ目の大きなメリットは、 通信速度がむっちゃ速い ということです。

100Mbps以上は出るので、ファイルのダウンロードも速いですし、ビデオ会議中にフリーズすることもありません。

リモートワークを在宅で行う場合は、かなり安定して仕事できると思って良いでしょう。

よくビデオ会議中に一人だけフリーズしている方を見かけますが(笑)、重要な話が聞き取れなかったり、自分が重要なことを話す際も相手に自分の意図が伝わらないと仕事で支障が出てきます。

結構いらっしゃるのが、話が聞こえなかったけど話の流れを止めるのも悪い気がしてうやむやにしてしまう方です。

ただでさえリモートワークは、コミュニケーションを取るのが難しいとされています。

たったひとつの認識齟齬が、システム設計のバグに繋がり、大きな手戻りに繋がってしまうこともあるのです。

このようなリスクをあらかじめ対策しておくには、通信速度をある程度確保しておく必要があります。

光回線のメリット2:通信容量の制限がない

2つ目のメリットは、 通信容量の制限を気にせず使える ということです。

基本的には、「通信料金固定で使い放題」というプランを用意している業者がほとんどです。

後述するポケットWifiはたいていの場合通信容量の制限があるので、ここは大きな違いですね。

よくある開発のシーンでいうと、たとえば大きなDBのダンプファイルをダウンロードして、ローカルに開発環境を構築するケースなどはよくあります。

もしくはGitのリポジトリに大量の画像ファイルがコミットされているようなところもあります。(これはこれで別の問題がありますが・・・^^;)

git cloneするだけで数GBのダウンロードが発生する現場もありました。

またよくあるケースとして、開発中のシステムに大きな機能を追加する際に設計をチームで検討するときなどは、2時間程ビデオ会議を繋ぎっぱなしにすることもあります。

こういったケースは通信容量の制限がなければ問題なく対応できます。

通信容量を気にせず仕事できるというのは大きなメリットですね。^^

光回線のメリット3:家族も同じWifiが使える

Wifiを家族と共有している場合、仕事中に家族が別の端末(タブレットやスマホ)で動画などを観ることもあるでしょう。

通信制限があったり通信速度が遅かったりすると、他の人の通信状況が影響してきますし、他の人が動画視聴などの通信量の多い操作をしているときに、ビデオ会議などしているとフリーズしてしまったりすることもあります。

光回線であれば、通信速度も通信容量も気にしないで良いので、数台の端末を接続しても仕事中に大した影響を受けることはないでしょう。

すべての端末でOSアップデートのために大きなダウンロードが始まってしまったりすると、影響でてくるかもしれませんが、まぁ稀でしょう。^^;

光回線のメリットまとめ

まとめると、光回線のメリットは

  • 通信速度が速い
  • 通信容量の制限がない
  • 家族も同じWifiに接続できる

となります。

光回線のデメリット

光回線のデメリット1:工事が必要で自宅以外で使えない

良いことばかりでなく、当然デメリットもあります。

デメリットの1つ目は、一軒家やマンションにお住まいの予定なら 光回線の工事 が必要ということです。

僕の場合は申し込んでから1ヵ月程度してから、工事が完了しました。

もう少し早く申し込めば良かったのですが、このおかげで1週間ほどWifiがない環境になってしまいました。。

その間はスマホをテザリングしてその場しのぎしましたが、通信速度が出ずビデオ会議に参加できなかったりしました。

また、スマホの通信プランを従量課金にしているので、その間は通信費用もかさんでしまいました。

工事を頼んでから、工事が完了するまでは結構日数がかかるということを覚えておきましょう。

電線から光回線のケーブルを自宅に取り入れて、プロバイダーのモデムに接続し、ルーターに接続することでWifi環境が整います。

当然ですが、自宅以外では使えません。

自宅だと集中できない、という方にはそもそも光回線は向いていません。

光回線のデメリット2:提供エリアが限られている

デメリットの2つ目は、 光回線は提供エリアが限られている という点です。

あなたが仕事する場所は、そもそも光回線の提供エリア内でしょうか?

都心であればまず問題ありません。

光回線のプロバイダー(NTT等)やドコモ・ソフトバンクの大手サービスのメイン回線は使用できると思って間違いないでしょう。

あまりに山奥や人里離れた場所だと光回線などでは提供エリア外になってしまう可能性もあるので、十分に調査が必要です。

たとえばNUROを契約したいと思っても、提供エリアがかなり限られてきます。

NURO対応エリア

都内であれば問題ありませんが、僕のような地方住みだとエリアの範囲外です。

しかしフレッツ光であれば提供エリアが広いので、地方での利用でも大方問題ないかと思います。

心配であれば、フレッツ光のサイトからご自身の住所がサービスの提供エリアに含まれるかどうか調べることができます。

ちなみに僕はこれを確認して、東京から地方に移住することを決定しました。^^

光回線のデメリット3:災害や停電の影響を受けやすい

デメリットの3つ目は、 災害や停電の影響を受けやすい ということです。

光回線は、基本的に電柱から光ファイバーを室内に引き入れ、ONU(回線終端装置)に接続する必要があります。

つまり、災害や事故などで家まで引かれた光ファイバーのどこかが切断されてしまうと、インターネットに接続できなくなります。

その場合は業者に依頼して修復が必要ですが、一朝一夕で修復が完了するものではなく、災害の規模によっては多くの方が業者に依頼する可能性もありますので、数週間~数か月かかるかもしれません。

こればかりは自分の努力や対策でどうにかなるものではないので、後述するポケットWifiを用意するか、スマホのテザリングなどでその場しのぎをするしかないかと思います。

災害時もそうですが、人的ミスや故障などによって、そもそも家への電力供給がストップする可能性もあります。

その場合、ONUやルーターなどが停止してしまいますので、インターネット環境が遮断されてしまいます。

ポケットWifiやスマホのテザリングなどの代替手段がないと完全に仕事不能になります。

これに対策するには、蓄電器を用意しておく ということです。

僕の場合は、オール電化の家に住んでいることもあって、2~3日は家じゅうの機能を確保できる蓄電器を用意しています。

災害などが起きたら、休める仕事は休むのが基本ですが、どうしてもやらなければならないことがある場合は、蓄電器があると心の余裕ができますね。

基本的にこのような事情を先方に伝えれば仕事を休むことは可能だと思いますので、無理に仕事する必要はないかと思います。

環境が整ってから落ち着いて仕事復帰しましょう。

それができない企業は、まぎれもなく ブラック企業 だと思いますので、別の企業への転職も検討してよいかと思います。^^;

光回線のデメリットまとめ

まとめると、光回線のデメリットは、

  • 工事が必要
  • 提供エリアが限られている
  • 災害・停電の影響を受けやすい

となります。

光回線業者に迷ったら

地方だと、光回線の提供エリア外になってしまう業者(前述のNURO等)も存在します。

そこで、一般的には全国的に提供エリアを広げているNTT系プロバイダーを利用している フレッツ光 が安心かと思います。

ただし、フレッツ光に直接申し込むのはちょっと待ってください!

光回線の契約はどの業者を選んでも、ポケットWifiに比べて割高になることがほとんどです。

多くの光回線業者は2年契約と称して最初の1年間を割引を実施しているところも多いのですが、1年程度利用すると割引分をキャッシュバックして、それ以降は割高になるケースがほとんどです。

また、契約期間内に解約すると解約金が別途発生することも多々あります。

エンジニアは何年も仕事するものだと思いますので、数年スパンで考えたランニングコストを考慮する必要があります。

また、途中でより格安のサービスが登場したときに解約金を払わず解約できる業者を選定したほうが結果的に安上がりです。

中にはスマホの格安SIMとセットで光回線に申し込むと料金を割引してくれる業者もあります。

検索するとたくさん比較記事がヒットするので、一見お得なように感じますが、トータルコストで見ると実は割高になっています。

光回線と格安SIMの契約は完全に分けたほうが良い、というのがいろいろ比較検討した僕の結論です。

なぜなら、将来的により格安のサービスが登場するのは明白ですし、その際に現在契約中のサービスからすぐに切り替えできたほうが良いからです。

そこで、光回線はもっともランニングコストが格安になり解約手数料がかからない業者を選ぶのが吉ということになります。

僕が契約したのは、 おてがる光 です。

複雑な条件なし!契約期間しばり無し光回線【おてがる光】

僕が良いと思ったのは3点です。

  • 業界最安値
  • 契約期間のしばりと解約金がない
  • NTTフレッツ光回線を使用している

それぞれ解説します。

業界最安値

光回線業者の平均的には、月額5,500円程度 が相場です。

ところがこのおてがる光は、

  • マンションタイプ: 月額3,280円(税抜)
  • 戸建てタイプ: 月額4,280円(税抜)

という設定になっており、他の業者と比較して だいたい月額500円以上安いサービス になっています。

安いからといって回線の速度が遅かったり、通信容量に制限があるわけでもありません。

契約期間のしばりと解約金がない

前述のとおり、多くのプロバイダーは2年契約と称して割引を実施しているところも多いのですが、1年程度利用すると割引分をキャッシュバックして、それ以降は割高になるケースがほとんどです。

そんな中、おてがる光はキャッシュバックのキャンペーンこそないものの、最初から契約終了するまで毎月ずっと同じ料金です。

前述した通り、他の業者より安い設定です。

さらに、解約しても解約金が発生することは基本的にありません。(工事費の残債がある場合は当然支払いが発生します)

つまり、トータルコストでみると結果安くなるということです。

NTTフレッツ光回線を使用している

NTTフレッツ光の光回線を使っていますので、まったく同じサービスを低価格で実現しています。

いわゆる「光コラボ」というやつで、格安SIMの業者がdocomoやソフトバンクの回線を使っているのと同じようなイメージです。

格安SIMの光回線版 とでもいいましょうか。

もちろん通信速度は高速で、エンジニアの仕事で困ることはありません。

ちなみにウチの通信速度はこんな感じです。(割とトラフィックが混んでると言われる21時くらいに測定しました) インターネット速度

午前中など、インターネットの利用者が少ない時間帯では、300Mbpsを超えることもしばしばあります。

あなたのインターネット環境の速度を測定してみよう

外で作業するならポケットWifi

家で作業すると誘惑が多かったり、家族がうるさかったり、集中力が続かないという人も多いことでしょう。

それもあってか、よくカフェやファミレスにPCを持参して、仕事してる方も多くいらっしゃるかと思います。

とはいえ、冒頭でお伝えしたとおりフリーWifiを使うのはセキュリティ的にNGです。

そこで外出先でセキュアなインターネット環境を確立するには、 ポケットWifi を持っておくと便利です。

ポケットWifiのメリット

ポケットWifiのメリットは、「光回線のデメリット」の裏返しです。

ポケットWifiのメリット1:工事が不要ですぐ使える

光回線は電線から光ケーブルを家の中に通す工事が必要ですが、ポケットWifiの場合は工事不要です。

docomoやソフトバンクのような4Gのデータ通信回線を使うことになるので、スマホのように無線でモバイルデータ通信します。

ポケットWifiに契約すると、業者からスマホより少し小さな端末とSIMカードが送られてきます。

端末にSIMカードを差し込めば、もうその瞬間から利用可能です。

光回線の場合だと、時期によっては業者の工事予定が立て込んでいて、工事してもらうまで1ヵ月くらいかかってしまうこともあります。

ポケットWifiであれば、ネット上で契約してから数日で端末とSIMカードが届くので、その日から使用可能です。

ポケットWifiのメリット2:場所を選ばずどこでも使える

docomoやソフトバンクのような4Gのデータ通信回線なので、スマホでデータ通信できる場所であれば大体どこでもインターネットに接続できます。

家の中でも、外の公園でも、カフェでも、、、

その日の気分に合わせて好きな場所で仕事ができるというのは大きな魅力ですね。

今やスマホが使えない地域を探す方が難しいくらいです。

「スマホが使える地域=ポケットWifiが使える地域」なので、かなり広いエリアで使えると思って良いかと思います。

また、光回線のほうで大きなデメリットになっていましたが、災害にも比較的強いかと思います。

近くのdocomoやソフトバンクの通信基地局(鉄塔等)が災害で使えなくなると電波は弱くなるかもしれませんが、そういう大きな設備は基本的に災害対策されていることが多いので比較的安心かとは思います。

災害時にどこへ移動したとしてもWifiに接続できる、というのは安心できますね。

まぁ、そんなときに休まず仕事することはないかと思いますが(笑)、災害時の情報収集には間違いなく便利でしょう。

ポケットWifiのメリットまとめ

まとめると、ポケットWifiのメリットは、

  • 工事が不要ですぐ使える
  • 場所を選ばずどこでも使える

となります。

ポケットWifiのデメリット

ポケットWifiのメリットが光回線のデメリットの裏返しであるのと同様に、ポケットWifiのデメリットは光回線のメリットの裏返しとなります。

ポケットWifiのでメリット1:通信速度が遅い

基本的には4Gの通信速度になります。(一部首都圏などでは5G対応)

スマホで動画などを観る際には、通信量も少ないので対して不便に感じることはありませんが、いざPCで作業すると、長時間のビデオ会議や大きなファイルダウンロードで不便に感じてしまうシーンもあるかと思います。

ファイルダウンロードに関しては気長にダウンロード完了を待つしかないですが、ビデオ会議についてはビデオをOFFにして音声のみの参加にするなど工夫が必要かと思います。

仕事上、取引先の人間とビデオ通話することもあるかと思いますが、事前にこちらの事情(通信速度が遅くビデオをONにすると通話できなくなる旨)を伝えておくなどの配慮は必要ですね。

ポケットWifiのでメリット2:通信制限がある

ポケットWifiの業者が用意しているプランの多くは通信制限を設けています。

「月に10GBで〇〇円」のような感じです。

僕が仕事で使う容量は、週に8GB程度でした。(ストリーミングの音楽をかけ流しにしたりしているのもあり、普通の人より多めかもしれません)

安心して仕事するには、月に30〜50GBくらい使えると心に余裕が持てるかな、といった認識です。

また、通信制限があるということは、家族全員が同じWifiに接続していると、合算してすぐに制限オーバーに陥ってしまいます。

ポケットWifiを持っていても家で仕事することはあるかと思いますが、同じWifiは使わないほうが懸命かと思われます。

また、ポケットWifiの契約には、「通信制限なしの使い放題」のプランも用意されていることが多いです。

しかし、料金をチェックしてみると、、、、

光回線の料金とほぼ同額になります。

ここ重要なポイントです。

つまり、光回線と同額払えばポケットWifiでも通信制限の制約を気にせず使えます。

それでも通信速度は光回線ほど出ないということです。

通信速度は4G程度でかまはないが、それよりも場所を問わずどこでもWifi使いたい という方には最適ですね。

ポケットWifiのでメリットまとめ

まとめると、ポケットWifiのデメリットは、

  • 通信速度が遅い
  • 通信制限がある

となります。

まとめ

今回はエンジニアにとっては切っても切れないネットワーク環境の話でした。

光回線とポケットWifiについて、それぞれのメリット・デメリットについてご理解いただけたかと思います。

エンジニア全員がそうすべき、とは思いませんが、中には光回線とポケットWifiを両方契約するような方もいらっしゃいます。

光回線とポケットWifiを両方契約しておけば、家でガッツリやることも、場所を変えて違う気分で仕事することもできるので万事問題なしです。

その分コストが心配、、という方には前に紹介した「おてがる光」を再度ご紹介します。

なんと光回線と一緒に、 「月10GBで1,500円(税抜)から」 という内容でポケットWifiも一緒に契約できるオプションが用意されています。

両方欲しい方は、光回線の月額4,280円(税抜 ※戸建て)にポケットWifiを加えて、5,780円(税抜)で抑えることも可能です!

ぜひ検討してみてくださいね!^^

最高のネットワーク環境で最高の仕事を実現しましょう!

それではまた。

複雑な条件なし!契約期間しばり無し光回線【おてがる光】

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